一度は食べてほしい柔らかい味の尖ったお店

世田谷区だけでなく麻布十番にもお店がある洋菓子店がル・ポミエさんです。

アクセスとしては、
京王線の笹塚駅からも、小田急線の東北沢駅からも徒歩9分ほど。
井の頭通り沿いにあり、アステリスクなどの有名店と同じ通りにあります。

大きな通り沿いにあるので、お店の前に駐車できるスペースがあります。
世田谷区のお店で駐車場がしっかりあるのは便利ですね。

ケーキ情報

ポミエ
青リンゴを使ったムース。
メインは爽やかなリンゴのムース。土台にはスポンジで、土台とムースの間にはチョコレートが薄く敷いてあります。
中央にはリンゴのコンポート。
リンゴのケーキはときわ台駅のノブティックでも食べましたが、青りんごは初めて。さらにチョコレートとリンゴを組み合わせるのは独創的な感じがしました。

プールモア
ピスタチオムースの中心に木苺のジュレを閉じ込めたケーキ。
土台はしっかりした固さがありながら、単独でも美味しいクッキー生地に、薄くスポンジ。
中心にはベリーを使った2種類のジュレがあり、その周りを覆うように緑が鮮やかなピスタチオのムースになっています。

木苺のジュレが、ある程度しっかりした酸味がある分、ピスタチオのムースは甘めで香りが強すぎないように作られています。
土台が単なる土台ではなく食感のアクセントになって、全体で美味しくなるように作られています。
ベリーとピスタチオは白山駅のシモンなどでも食べている大好きな組み合わせ。
とっても美味しいです。

ソウィユーズ
桃のショートケーキ。
スポンジの層の間に薄切りの桃と生クリームが挟んであります。
スポンジは通常のスポンジと桃シロップのスポンジの2種類。
生クリームはしっかりした味わいがありながらも重すぎないように作られているので、爽やかな桃との相性が良くなっています。
バランス感がよくショートケーキとは思えないほどのすっきり感があるのですいすい食べられてしまいます。
食べ進めるほどに美味しい。
だからこそすぐになくなってしまうので、お値段が少し高くなっても、もう少しボリュームがあると嬉しかったです。
最近は吉祥寺のジュンホンマなど桃をふんだんに使った見た目にわかりやすいスイーツが多いですが、そういった流れに一石を投じるケーキですね。

ポミエの店内

ル・ポミエの店内に入ると、右側にケーキとチョコレートのショーケースがあり、左奥にカフェスペース。
左手前に焼き菓子があります。

カフェスペースは2人用のテーブルが4卓と、ケーキ屋さんに併設されているカフェスペースとして十分あります。

3つのケーキを食べましたが、味はどれも非常に美味しい。
ただし、世田谷区にあるということもあり、お値段がある程度高めなことと、サイズが標準からちょっと小さめ。

ケーキはひとつ500円～600円と、大きな駅近くや百貨店にあるわけではないお店であることを考えると、ちょっと高めかもしれません。
味にコストをかけているのは十分理解できますが、家族連れなどには利用率が低くなりそうです。
だからこそ、一度食べて味をしっかり確かめてから判断してほしいお店です。

残念ながら神楽坂店は閉店してしまいましたが、世田谷区の本店と麻布十番のお店はしっかり営業中です。

焼き菓子は定番のフランス系で、一つからも当然選ぶことができ、ギフトセット大小さまざま。
クッキーやメレンゲ系などもそうですが、ちゃんとジャムも置いてあるのがいいですね。

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店舗情報

店名
パティスリール・ポミエ（Le Pommier）
住所
北沢本店　：東京都世田谷区北沢4-25-11
麻布十番店：東京都港区麻布十番3-9-2
HP
https://www.lepommier-patisserie.com/
営業時間
北沢本店　：10：00～19：30
麻布十番店：10：00～20：00
定休日
北沢本店　：不定休（火曜・水曜が多いですが、お店に行く際はHPで確認してください）
麻布十番店：年中無休
今回購入したものと値段
ポミエ（594円）、プール・モア（594円）、ソウィユーズ（540円）