【新宿駅の和菓子】 森八 |和菓子屋さんなら週スイ

金沢の和菓子といったら森八

日本有数の和菓子処として有名な石川県金沢市。
加賀藩御用達の和菓子屋さんとして有名な老舗が森八さんです。

もともと石川を中心とした場所のみでしたが、現味は東京や横浜、浦和にも店舗があり、東京のメインのお店は四ツ谷にあります。

今回私が行ったのは京王新宿店。

アクセスとしては、
京王線新宿駅のMBフロアになります。
新宿駅には京王の百貨店があり、そこに多くの和菓子店や洋菓子店がありますが、森八があるのはそこではありません。

京王の改札の位置から斜め上を見上げたところに、通路でもあり、和菓子屋さんなどもある、エレベーター近くのMBといわれるエリアがあります。
そこの紅茶のルピシアのお店のお隣に森八さんがあります。

以前、同じく東京にも進出している金沢の和菓子屋さんで村上もご紹介しました。

個人的なイメージは森八は伝統的をより重視したお店、村上は森八と比較すると他とのわかりやすい違いを出そうとしているお店という感じです。

和菓子情報


宝達葛 季すずやか(能登大納言、抹茶、青梅)
能登大納言、石川県産青梅、抹茶の色とりどりの葛饅頭を涼やかな和風ゼリーで包んだ新感覚の涼菓です。

外側のゼリーはシンプル。中に入った3つの葛饅頭が最大の特徴です。
葛饅頭なのでのどごしはつるりとしていますが、噛むとちょっとだけもちっと食感。
抹茶味は、涼菓なので抹茶味は強すぎないように作られています。
青梅味は、一見マスカットゼリーですが、さわやかな酸味がある梅ゼリー。葛餅の食感とゼリーの2種類の食感が楽しいです。


葛姫(能登産ブルーベリー、キウイ)
宝達葛を使った小さめのくずもちです。
くずもちなので、ゼリーのようなプルっとした食感とちょっとだけもちもち感があります。
ブルーベリーは、しっかりとブルーベリーを感じられますが、主張が強すぎないように作られています。
キウイも地元である石川県の能登産。
種の粒々感とキウイの風味がでています。
酸味はほとんどなく葛餅の良さを活かすために甘みも強くないように作られています。


夢香山
粒の大きいしっかりとした登大納言小豆の粒あんと、日本海の粗塩を使ったどら焼きです。
食べただけではわかりませんが、和菓子作りに塩は非常に重要。
我々が思っている以上に塩はしっかりとつかわれています。
シンプルであり上質。
表面には森八の家紋である蛇玉を焼印してあります。
東京の栗どら焼きとして亀有のするがでもどら焼きは食べましたが、こちらは金沢の王道のどらやきですね。


宝達
中に国産小豆のつぶあんが入っています。あんの甘さは控えめで食べやすいです。
一見どらやきのようですが、最大の特徴はもっちりとした皮。
大福でもなく、どらやきでもない不思議なおいしさがあります。

森八の店内

京王新宿店は百貨店に出店している中でも、より通路感が強い位置。
駅なので、お土産やギフトに使うセットがしっかり充実しており、発送もその場でできるようになっています。


店舗面積が限られていますが、それぞれのお菓子がひとつからも購入できます。

今回は売り切れていたようですが、上生菓子のような日持ちがしにくいお菓子も販売していました。
昔は技術的な問題から、地方から出店している和菓子屋さんは、東京のお店では上生菓子を販売していないことも多くありました。
今では東京でも上生菓子などが食べられるのは嬉しいですね。

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店舗情報

店名
森八
住所
本店 :石川県金沢市大手町10-15
東京店:東京都新宿区四ツ谷2-9
京王新宿店:京王新宿駅ビル MB1
HP
https://www.morihachi.co.jp/
今回購入したものと値段
宝達葛 季すずやか(能登大納言、抹茶、青梅:各324円)、葛姫(能登産ブルーベリー、キウイ:各141円)、夢香山(152円)、宝達(130円)