新しい形に挑戦するチョコレート専門店

数年前から東京ではかなりの数を見かけるようになったチョコレート店のベルアメール。
最近は見た目が斬新で大好評を受けているなど、今、新しい伸び方をしているお店だと思います。

店舗も東京を中心に、大阪や名古屋にも拡大しています。もちろん通販にも力を入れていて、美しいHPはみているだけで楽しいです。

実は数年前に私の中で百貨店チョコレート大ブームが来ていた時にチョコレートを食べています。
ですが、正直その時は、普通に美味しいけど特別美味しいお店という印象はありませんでした。

そしてその印象を今回よくしてくれたのが、いま店舗でも大きな面積を占めているチョコレート。
パレショコラシリーズなんです。

パレショコラ

ベトナムカフェノワールは、ピンクのラインが鮮やな見た目です。
ビターチョコとコーヒー風味キャラメルの組み合わせ。
名前からわかるように、カカオマスはベトナム産となっています。
コーヒーとカカオの香りがバランスよくマッチしています。
キャラメルとの相性もいいですね。結構美味しいです。

マダガスカルローズフレーズは、マダガスカル産カカオマスのビターチョコとローズフレーズ風味のホワイトチョコの組み合わせです。
表現は微妙ですが、高級なアポロチョコみたいです。
ローズとカカオの香りがあり、ホワイトチョコの甘さも控え目で食べやすいです。

ペループランボワーズは、ペルー産のビターチョコがメイン。
バラはフランボワーズのホワイトチョコになっています。
見た目は華やかですが、ベースがしっかりとビターチョコ。

フランボワーズが強くないので、ホワイトチョコとの相性はちょっと微妙です。

べネズエラあまおとめは、愛媛県産のあまおとめのスライスが印象的です。
袋を開けると苺の香り。
アラザンの銀色も鮮やかなのでインスタ映え商品ですね。
見た目とは違ってメインはビターチョコ。甘すぎないのも特徴です。

マンディアンエクアドルは、エクアドル産のビターチョコにナッツが散りばめられています。
シンプルでビターなチョコにナッツの香りという見た目通りの商品です。
まさに素材で勝負な大人向けのチョコになっています。

ベルアメールのケーキ

人気No1と書いてあったショコラモンブラン。
外側にチョコモンブランの糸状のクリーム、その中に生クリーム、
中央に栗がいっぱいと以前モンブランでご紹介したものとぴったり一致します。
一番下の土台はしっかりめのスポンジ生地？なんですが、中央にチョコレートの土台も仕込まれているのがちょっと好きだったりします。

リュクスアメールはまさにチョコレートケーキ。
濃厚なチョコレートそのままです。
個人的にはせっかくのチョコレート専門店のチョコレートを前面に押し出したケーキなので、
もう100円くらい値段を高くして、より品質の高いチョコレートにしてほしいなというところが正直な感想です。
もちろんこのままでもいいのですが、もっと強いこだわりが分かりやすく感じられる一品を希望します。

ベルアメールの印象と今後への期待

全体的に癖が少なく、見た目通りの商品をできるだけ品質を高めるといった印象です。

最近は日持ちのする新商品も出していますし、すごく冒険するような味も目指していないことから、イメージとしてはGODIVAを、より皆さんに愛される形に寄せたようなブランディングを目指しているのかもしれません。

実際に、数年前に食べたときはトリュフなどの粒のチョコレートに、チョコをつかったケーキ。
そして普通に焼き菓子があるお店。
当時はチョコレート専門店が比較的少なかったのでそれでもよかったのかもしれません。

今ではチョコレート専門店は東京はもちろん、京都や大阪、名古屋にも増えてきているので、パレショコラのような新しい形にチャレンジするのはすごく素敵だと思います。
といってもボンボンショコラであったり、ケーキの味は昔からあまり変わっていない様子。
パレショコラによって、さらに素材にこだわった美味しいチョコを目指すのかなと感じたので、今後の展開にも注目していきたいです。

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店舗情報

店名：Chocalat BEL AMER（ショコラ ベル・アメール）
HP　：http://www.belamer.jp/html/index.php
店舗：伊勢丹新宿、銀座三越、渋谷東急東横、西武池袋、他
今回購入したもの：ショコラモンブラン、リュクスアメール、パレショコラアメール（ベトナムカフェノワール、マダガスカルローズフレーズ、マンディアンエクアドル、ペループランボワーズ、べネズエラあまおとめ）