鳥取駅と同じ建物にあるショッピングモール。シャミネ鳥取の中にあるのがKAnoZA(カノザ)さんです。
カノザさんはベースが出雲にあり、出雲では神々の地として「火」を崇める文化があることから、地元食材にこだわった焼き菓子を作るということを重要視されているとか。
HPにより詳しい説明が載っています。さらにネットで買うこともできるので、ページ下部のURLをコピペして利用していただけたらと思います。
そんなこともあって今回紹介する2種のプリンにはどちらもふんだんに地元鳥取の食材が用いられています。
場所ですが、シャミネは細長いショッピングモールで、カノザさんは改札側にあるので、比較的見つけやすいのかなと。隣がパン屋さんになっています。
様々な商品がありますが一番の売りはフォンデュと名付けられたタルトベースにブリュレとクリームのお菓子。特に抹茶フォンデュがお店の一押しのようでした。
今回はプリン。プリン自体は冷凍されているので、購入直後に食べることはできません。
購入後3時間くらいは食べられないのです。
あれ、フォンデュじゃないの?と思うところですが、フォンデュはある程度の大きさがあることと、今回は移動中に食べられるものがよかったのでプリンにしました。
上が黄色いほうが生姜を使ったプリン。この生姜は島根県斐川町出西地区でしか収穫できない希少な出西生姜のコンフィチュールが載っています。このあとのいちじくも鳥取の名産品。地元の食材を使った商品というのは素晴らしいと思います。
味としては生姜風味ではなくしっかりと生姜。プリンだからと思って少し侮っていましたが生姜がしっかりと感じられるので、少しびっくりするかもしれませんね。
一口食べるとまずはコンフィチュールの生姜の辛み。
そしてコンフィチュールに使用されている林檎の甘み。
最後にプリンのちょっとかためでありながらも、滑らかな食感です。
プリン自体はパスチャライズ牛乳をつかったとろとろミルクプリン。牛乳感がしっかりあります。
いちじくプリンは島根県出雲市多伎産のいちじくを使用。
甘みは抑え目になっているのは、売りであるいちじくの良さを活かすため。
はっきり言っていちじく感がすごくあります。
生姜と比較するとこちらのいちじくの方が甘さが控えめなので、
プリン自体の味もよく感じることができると思います。
ベースのミルクプリンは生姜のプリンと同じになっています。
地元にこだわって焼き菓子を中心にしているお店というのもなかなか珍しいかなと思いますし、
しっかりとHPを作り、通販の整備もばっちり。
鳥取から各地に出られた方が、お土産として利用しやすかったり、懐かしいから地元を感じたいという時にも使えるかと思います。
もちろん観光で来た人がお土産にも使いやすく、また食べたくなったら、鳥取まで行かなくても買うことができる。
まさに駅にぴったりのお店ではないでしょうか。
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KAnoZA
シャミネ鳥取店:鳥取県鳥取市東品治町111-1 シャミネ鳥取
http://www.kotobukijo.jp/921/7312.html
今回購入したもの:いちじくプリン(420円)、出西生姜プリン(420円)