失敗から生まれたケーキということで有名なタルト・タタン。
北浦和の有名店であるアカシエなどでも紹介してきました。
この名前は、タタン姉妹が作ったということからその名前が付きました。
フランスのソーローニュ地方にあったタタン姉妹が経営している小さなホテルがありました。そのホテルでデザートを作るのを忘れていて、あわてて型にリンゴを詰めてオーブンに入れてしまったのです。普通は生地の上にリンゴをのせますが、生地も敷かずにリンゴのみを焼いてしまったんですね。
するとリンゴがキャラメル色に。仕方なく生地をリンゴの上にのせて焼いてから、ひっくり返すと意外と美味しいものができていた。
これがタルト・タタンの誕生秘話なのです。
ちなみにホテル・タタンは現在も残っています。もちろんタタン姉妹はなくなっており、ホテル自体は別の人が経営していますが、タルト・タタンを食べることもできます。
また町田市の小田急線の駅である鶴川駅近くにあるピラミッドでは、焼きたてのタルトタタンが食べられることも以前ご紹介しました。
最近ではタルトタタンを置いているケーキ屋さんは増えてきているので、是非一度は食べてみてほしいです。