鳥取観光案内

以前名古屋編ということで、名古屋のお店を5つご紹介しました。
今回は鳥取編。鳥取駅周辺のお店を4店ご紹介します。

その前に、鳥取に今後旅行される方のために、鳥取の観光案内をしたいと思います。

いきなり砂丘の写真をご紹介しましたが、鳥取に行く前に知っておいてほしいことがあります。
それは、鳥取は東の鳥取と西の米子(よなご)の2つの中心地があるということです。

〇砂丘がある東の鳥取

鳥取駅側には鳥取コナン空港。鳥取最大の観光地である鳥取砂丘があります。

今回私が行ったのが、こちら側なので、紹介するお店もすべて鳥取駅近くです。

〇島根と鳥取の両方の良さが楽しめる西の米子

米子には米子鬼太郎空港。米子自体が観光地ですし、島根と鳥取の境目にあることから、
砂丘は遠くなりますが、それ以外の鳥取の観光地も米子から行きやすいところが多いです。

米子駅ー鳥取駅は特急列車でも一時間超かかりますし、車でも時間がかかるので、どちらの空港を利用するのかは、しっかり考えておきましょう。

ということで、鳥取側の空港を利用する場合の移動手段のご紹介です。

■東京から鳥取に行くには、飛行機がオススメ。

〇飛行機

羽田空港-鳥取空港には毎日朝から夜まで飛行機が出ています。飛行時間は1時間15分ほど。航空券は直前に買うと片道3万円ほどかかりますが、当然早く買うと安くなります。

すると往復で2万円未満となるので意外と安く行けるんです。
2017年の春の時点でLCCは出ていませんが、十分安くいくことが可能です。
私が航空券を取った時は出発の約1か月前でしたが、往復で約3万円と電車よりも安く行けました。

〇電車(新幹線)

電車だと新大阪で乗り換えますが、姫路まで新幹線。
そこから特急電車になることから5-6時間かかります(乗り換えのタイミングで多少前後します)。
お金も片道で1万8000円。(飛行機の最安値の約2倍)往復で3万5000円以上です。

途中で大阪や神戸、姫路、広島などに寄り道するのであれば電車もありでしょうが、東京-鳥取だけの移動であれば、電車はよくないかと思います。

〇高速バス

単純に値段だけを考えるのであれば、当然バスが最安値。
過酷ですが、4列の深夜バスであれば、片道6000円程度が最安値。
3列でも1万円ほどなので、やはり安いです。

しかし、休憩の短い便でも9時間以上。しっかりと休憩してくれる便であれば11時間くらいかかるので、体力と時間に余裕がある人以外は辛いと思います。

私自身、高速バス経験いくつかの便で10回以上ありますが、9時間はかなり大変です。
慣れている人ならばアリですが、移動中に寝られない人、高速バス経験がない人は移動で疲れすぎて観光を楽しめない恐れがあります。

〇車

ご家族での移動や、小さなお子さんがいる場合などは自家用車もあるかと思います。
グーグルマップによると680kmの約9時間(新東名高速利用)。

車移動は運転手さんが大変なので、間違いなくこまめな休憩が必要ですね。

以上から
飛行機がベストでしょう。

続いて、観光地を砂丘周辺→船→グルメを簡単にご紹介。

■砂の美術館は砂丘から徒歩で行ける

〇メインはやはり砂丘

鳥取空港からは飛行機のタイミングに合わせて往復バスが出ていることからも、鳥取で最もアクセスが良い観光地だと思います。

一言でいうと巨大な砂場。

単純に歩くだけでもテンションがあがり、30分-1時間くらいは普通に楽しめます。

主なアクティビティは3つ。
ラクダに乗って写真・サンドボード(スノーボードの砂版)・パラグライダーです。
他にも馬車やリフトがあったりします。

また、鳥取では「弁当忘れても傘忘れるな」といわれるほど急に雨が降ります。

この砂丘の写真では、真ん中に大きな水たまりがあります。
これは基本的に数時間で消えてしまうので直前に雨が降らないと起きない現象だとか。

実際に行きの飛行機では晴れ予報だったのに、砂丘に行く前日に雨予報になって、当日の朝に数時間降ってから晴れるという予報になり、実際に午前は雨で昼頃に雨があがり、砂丘を楽しむことができました。
天気は二転三転する可能性があるので、事前に覚悟しておくといいかと思いますし、傘はもっていきましょう。

また、東京では大丈夫でも砂丘は日差しが強いです。夏場でなくても日焼け止めは必須。
特に女性は本当に必須なので注意してください。

バスの発着や、アクティビティの受付・集合場所、ご飯にコインロッカーにレンタルサンダル、お土産などなどはこの砂丘会館が便利です。

〇砂の美術館は現在アメリカ編

毎年、特定の国やエリアを取り上げて展示を変えている砂の美術館。

行くまで知りませんでしたが、年中空いているわけではありません。

今年のアメリカ編は2017年4月15日~2018年1月3日まで。冬に行くときは開催しているか必ずチェックしてください。

館内はそこまで大きくないので、早めに回ると30分ほど。ゆっくりでも1時間ほどあればしっかりと見て回ることができます。

ちなみに、砂像はカメラで撮影できるのですが、完成度が高いので、人と認識されるマークがつきます。

あと、想像よりも大きくてすごいので、入場料600円は安いと思えるほど楽しめます。

■意外と楽しめる遊覧船

砂丘から車だと10分ほど。鳥取駅から直通のバスで1時間ほどの遊覧船に乗ることができる浦富海岸(うらどめかいがん)のご紹介。電車だと鳥取駅から25分ほど東の駅、岩美駅で降りることになります。

注意してほしいのは運航時期が3-11月であることと、波や風の状況によっては運休することがあるということです。

95人乗れる大きめの船。定員12名でスリリングな小型船。夏のみのファミリーフィッシング船があります。

私が行ったときは、天候の関係から小型船は運休でした。その天候だと大型船でもそこそこ揺れるので、慣れるまでは船に乗っているだけで、アトラクションのようでした。

いくつかスポットがありますが、一番すごかったのが千貫松島。

 

トンネルのような島が天然のアーチを形成しており、小型船だとこのアーチを船でくぐるらしいです。

波が気持ちいいですし、時間も40分ほどなので誰も酔うこともなく楽しめました。ご家族やカップルでも楽しめると思います。

小型船だと2100円で50分、大型船だと1300円で40分。

他の観光地や鳥取駅から多少距離はありますが、日本海をしっかりと楽しめます。

鳥取駅直通のバスは本数が多くないですし、電車も限られているので、車で行くのが最適です。バスや電車移動をするときは時間をしっかりと調べていくのがいいと思います。

■カニと梨は時期が大事

もちろん砂丘から日本海が見えるほどなので、他の海産物も充実。特にイカとモサエビを推しているようですね。私も食べましたが非常に美味しかったです。

時期によっては牡蠣もおいしいんだとか。
海鮮丼やお刺身定食など海産物を楽しめるのは間違いなしです。

他にもらっきょうだったり、ご当地グルメである、牛骨ラーメン、ホルモン焼きそば、とうふちくわなどもあります。

さらにカレールウの消費量が日本一である鳥取県はカレーも有名。様々なタイプのカレーがあるようで、地元の人がいうには鳥取カレー巡りというのもありだそうです。梨カレーとかもあります。

と、いうことで簡単ではありますが、鳥取をご紹介しました。

鳥取県内はバス、電車、タクシーの組み合わせでそこまで不都合なく移動できましたが、ある程度長めに滞在されたり、細かい観光地を回る場合には、車が安心です。

当然空港にもレンタカー屋さんはありますが、鳥取駅まで出てからのお店の方が安いみたいですので、そちらを利用してみてもいいかもしれませんね。

次回からは鳥取のケーキ屋さんやカフェを紹介していきます。
最初は、すなば珈琲さん。
お楽しみに。