王子駅の北西側にある上り坂の途中にあるお店がランギャールさんです。

駅から歩くと6分ほど。近いですが、周りを見渡すと静かで落ち着いた住宅街。
王子駅自体は山手線から近いですし、2路線使えることから非常に便利な土地なんですが、都心からの近さを考えると驚くほどに落ち着いています。

お店は爽やかな緑をベースとしているので、街の雰囲気を崩さずに非常になじんでいます。

ピアノはまさに見た通りピアノ。

ここまでの見た目を再現するのは手間がなかなかかかっているかと思いますが、かなりの完成度。洋菓子を利用して様々な形を作ることがありますが、あくまで展示・広告用であったり、コンテスト用であることがほとんど。そんな中、しっかりと手間をかけて、高い再現度を実現。毎日買える商品としているのはすごいと思います。

実は他にもいくつか可愛い見た目のケーキがあるので、お子さんには確実に人気があると思います。

そして味も美味しいんです。見た目にこだわっている商品は味がイマイチのこともありますが、こちらのピアノはそんなことはありません。
見た目も味も看板商品だと思います。

一方で、桃のブラマンジュは桃を使っていることもあり、夏季の商品の様子。

桃のケーキは大好きなんですが、シーズンが限られているのはいつも残念であり、季節限定の楽しみでもありますね。

マカロンが上に載っているのが生チョコタルト

一番下には2種類のクッキー。そして薄いチョコレートが境目となって、その上にチョコクリームの層の上に白いクリーム。そしてベリーのマカロンとチョコレートがのっています。

ザクザクのクッキーと滑らかな2つのクリームが合わさる部分がいいと思います。おそらくこのクッキーがタルトの生地のようなので、カップを使っているのにタルトという名前になっているのかな？と思います。
少し手間がかかるかもしれませんが、個人的には、クッキーの層は真ん中に入れたほうが食べやすいですし、配合具合も調整しやすいかなと。

ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー、そしてふんだんなイチゴとスライスしたリンゴが乗っているフルーツタルト。

厚めではありますが、サクサクと切りやすい生地の中心にカスタードクリームでイチゴと生クリームの上層を固定しています。

まさに期待を裏切らない見た目通りの味だと思います。安定の一品なので、安心感がありますね。

合わせて4種類の様々なタイプのケーキを食べてみましたが、独自性のある商品と、定番商品との差が大きいので、評価がしにくいです。

一方で、住宅街中心の王子駅であることを考えると、限られた商品数の中で多様なものを用意しているのはすごいなと感じました。

定番を軸に今後も独自性のある商品が出てくることに期待です。

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ランギャール（Ringard）

東京都北区王子本町1-18-9

https://ringard-ouji.jimdo.com/

今回購入したもの：生チョコタルト（507円）、フルーツタルト（519円）、桃のブラマンジュ、ピアノ