近くのショコラティエに統合予定の有名ケーキ店
残念ながら2019年の7月10日で閉店となりました。
しかし、すぐ近くの西日暮里駅に、ショコラティエのイナムラショウゾウがあり、そちらで引き続きケーキを買うことができます。
7月10日まで営業しているパティシエイナムラショウゾウのアクセスとしては、
JRの山手線に京浜東北線、京成線が通る日暮里駅と、山手線の鶯谷駅のちょうど真ん中あたりにあります。
どちらから向かっても徒歩で10分程度。
日暮里駅から向かう場合には谷中霊園の中を通り抜けていくと便利です。
ケーキ情報
ドームショコラ
チョコレートムースとヘーゼルナッツクリームのケーキです。
しっかりしたドーム状のチョコレートムースがメインで、その中央にヘーゼルナッツクリームが入っています。そしてところどころにチェリーの仕込み。
チョコとナッツのおいしさは代々木上原のビヤンネートルでもありました。
こちらのケーキは、ビヤンネートルのものと比べると、ムースとクリームなので優しい食感。
味としても、チョコの良さがありつつもチョコのキツさはしっかり消えています。
サバラン
伝統的なケーキであるサバランはしっかりした厚みがあり、ボリューミーな一品になっています。
ところどころにレーズンが仕込まれている生地は、洋酒のシロップをしっかり吸収。
間にはバニラビーンズの香りもきいたクリームが挟まっています。
サバランは椎名町の木花などでも食べてきましたが、ここが一番上品に作られています。
お酒の香りがあるので大人向けのケーキになっています。男性にもかなりオススメです。
この2品は以前食べた商品なので、2019年に行ったときにはありませんでした。
キャラメルポワールに近い、タルトポワール。
木苺のムースに近いカシスバニラというケーキはおいていました。
キャラメルポワールは上質なプリンをケーキに変えた商品といえるでしょう。上のキャラメリゼは香り高いカラメル。そしてフルーツが入ったプリンのような柔らかさの洋ナシの層。そしてそこを茶色がかったカラメルを混ぜた層が挟んでいます。柔らかく口どけ滑らかなケーキですね。
木苺のムースは酸味が最初にがつんときて木苺のよさを印象付けたあとにふんわりと甘みが包み込んでいくような味わいです。土台はアーモンド生地。
基本的に甘みがしっかりしているケーキのほうが好きですが、ベリーの酸味があるものも好きなので意外と買ってしまいます。(ほかにもカシスやブラックベリーなど)ベリー好きなら必ず気に入るのでぜひ食べてみてほしいです。
イナムラショウゾウの店内
お店に入ると、右側にケーキのショーケースがあり、左側にパウンドケーキやシュトーレンなどがおいてあるシンプルな構成です。
生菓子のケーキは20種類程度で、1つ500~600円くらいと、少し高めの値段設定。
その分1つの大きさが通常と同じか一回り大きいので食べごたえのあるものばかりとなっています。
生菓子以外の商品は、パウンドケーキの種類が非常に豊富な分、いわゆるクッキーなどの焼き菓子はほとんど置いてないのが大きな特徴です。
マロンケーキ(1400円)やレモンケーキ(1050円)など、贈答用をメインにしているようですね。
白山駅のエリティエもパウンドケーキが豊富でしたが、こちらの方がシンプルなものになっています。
イナムラショウゾウはお店もそうですし、オーナーパティシエの稲村 省三さん自体もクープドモンドの日本代表になるなど非常に有名な職人さん。
そんな稲村さんのお店も2店舗あるうち片方を閉店。
何かしらの店舗戦略があるのかもしれませんが、ケーキ屋さんやチョコレート屋さんの難しさを感じます。
ただし、ショコラティエイナムラショウゾウの方が立地はよく、店舗も広くいので、今後はこちらでケーキもチョコも楽しめます。
近いうちにまた行きたいですね。
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店舗情報
店名
パティスシエ イナムラショウゾウ
住所
東京都台東区上野桜木2-19-8
HP
http://www.inamura.jp/
営業時間
11:00~18:00
定休日
月曜日・第3火曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜日)
購入したものと値段
ドームショコラ(600円)
サバラン(560円)
キャラメルポワール
木苺のムース