千代田線と常磐線の通る綾瀬駅から徒歩2分。駅の東口から出て、線路の下にある洋菓子店がパティスリーコワンさんです。線路の南側で、交番や公園がある北側とは逆側になります。
駅のすぐそばなので、車だとコインパーキングを利用することになります。
正面にはショーケースがあり20種類ほどの生菓子が並んでいます。もともとお店の入り口が全面ガラスなので、外からでもショーケースがよく見えるかと思います。
サイドには焼き菓子が並んでいますし、綾瀬という住宅街なのでバースデーケーキ用のデコレーションホールケーキのサンプルも並んでします。
苺のミルフィーユは3層のパイ生地の間にイチゴクリームを挟んだ、直方体のタイプのミルフィーユとなっています。パイ生地はしっとりで硬さもしっかりしたタイプ。生地とクリームがしっかりとなじんでいる分、フォーク一本だとすこし食べにくいので、ナイフがあるほうが便利です。
苺の味が効いているのはもちろん、甘みもしっかりなので、ミルフィーユながらお子様にも好まれそうな味になっています。
和栗のモンブランはベースがスポンジになっているタイプのモンブランです。このタイプは、板橋区のガトーマスダ、北区のニース洋菓子店などで紹介してきましたが、ロールケーキを切ったようなスポンジを土台にしているのは今回が初めてでした。
土台の上にうっすらと生クリームの白い層があり、その上に糸状のマロンクリーム。トップに半分に切った栗が乗っています。
モンブランらしく、洋酒の香りはほんのりとあり、まさにモンブランといったマロンクリームになっているのですが、個人的にはもっと生クリームが多めでスポンジは控えめ。また生クリームもよりモンブランに合うようなものだったらさらに高評価だったかなと思います。といっても好みの問題なので難しいところです。
どちらのケーキも見た目と味がリンクしていて、食べやすく万人受けしやすく作られていると感じました。
駅から近いので立地条件はかなりよく、お客さんも入りやすい環境なのかなと思います。
そのぶん、ケーキは一つ400円台がほとんどなのは味の構成や綾瀬という場所を考えると安くないのは間違いありません。
少し歩いたところにコシジ洋菓子店やアンプリルがあり、お値段はそちらの方が安いので悩みどころです。
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- パティスリーコワン(Patisserie Coin )
- 東京都足立区綾瀬3-11-17
- www.patisserie-coin.com
- 営業時間:10:00~20:00
- 定休日 :不定休
- 今回購入したものと値段:いちごのミルフィーユ(460円)、和栗のモンブラン(450円)