【ケーキ】LA PATISSERIE IL PLEUT SUR LA SEINE 代官山駅

代官山駅から北に歩いて、有名な代官山の蔦屋書店さんを通って30秒ほど歩いたところにあるのが、ラ・パティスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌさんです。


なかなか長い名前ですね。これは、『セーヌに雨は降る』の意味だとか。
この色に合わせて、持ち帰りの紙袋は少し深めの青色になっています。


(中心に見えるのが紙袋)

ほとんど来たことがない代官山駅周辺。絵にかいたように、プードルを散歩している奥様や、家族と一緒にお散歩を楽しんでいるような方など。まさにイメージ通りでびっくりしました。

そんなイメージに沿った建物の2階にお店があるのですが、青い看板が出ているので非常に見つけやすいです。
お菓子教室も併設。ただし、同じ建物の別フロアにあります。

店内にはカフェスペースもあり、店内でしか食べられないスイーツも。ミルフィーユはいつか食べてみたいですね。

そして、ショーケースはメインとしてケーキ。右側にはパンや軽いおかずなど。
そして背後にマカロン。レジ側のショーケースにチョコレートがあるのでお見逃しがないように。

パリ・ブレスト
2種のクリームは、ヘーゼルナッツプラリネ入りのクレームパティスィエール(カスタードクリーム)と生クリーム。どっしりと重みがありヘーゼルナッツの香りが鼻に抜け、柔らかい生クリームと絡まります。
シュー生地はフォークだけでは切りにくいのですが、切りやすく、持ち帰りの時に安定するように、下のシュー生地のさらに下に、ナッツクリームを敷いてあります。こういう心遣いはうれしいですよね。
ボリュームもあり、クリームがしっかりしているので食べごたえ抜群。

洋梨とアールグレイ
上下と横を普通よりもさらにふんわりとしたスポンジで囲んだ洋梨の甘みと紅茶の香りがいいケーキです。底は紅茶スポンジで他の三面と種類が違います。

中央に固形の洋梨が入ったジュレ、その周りを覆うのが、メインとなっている紅茶と洋梨のババロアです。ちなみにババロアは似た色ですが、下側が紅茶、上側が洋梨と2種使われているようです。
一般的にスポンジを使ったケーキは、ショートケーキなど下から層を作っていくものが多いと思いますが、これは違います。

ロールケーキのように外側と内側と一番内側となる中心となっているんです。
それなのに形は四角。ちょっと珍しいですよね。
洋梨も紅茶も好きな私としては大好きな二つが合わさって幸せです。

パン・オ・ショコラ
最も好きなパンは?と聞かれたら迷うことなくパン・オ・ショコラと答えたくなるほど、大好きなパンです。

サクサクさと、若干ももっちりさがあって、バターがほんのり香るクロワッサンに、ビターチョコがいい具合に入っています。
クロワッサンだとサクサクさを非常に目立たせるのか、それとももっちりさせるのか、香りはバターをきかせるのか、強くしないようにするのかなど、お店によって結構個性が出ます。

ル・プルー・シュル・ラ・セーヌさんでは、サクサク過ぎず、香りも強くない。これはチョコレートとの相性を考えてどちらかが強く主張するのではなく、パンとチョコの両方のバランスを考えているからなのかなと。
パンはショコラティエ・ドゥ・ベック社さんというところに特注しているとか。

たぶん、かなりこだわりが詰まっているのではないかと思います。

オンラインショップもあり、ワインもHPなどに出ていますし、マカロンも30種。
チョコもある、焼き菓子もある、パンもある、極めつけはサラダなどの簡単な食事もある。メインは間違いなくスイーツですが、かなり幅広いラインナップ。

このお店を語りつくすには、1回お邪魔しただけでは不可能ですね。

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LA PATISSERIE IL PLEUT SUR LA SEINE(ラ・パティスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ)『セーヌに雨は降る』の意味

東京都渋谷区猿樂町17-16 代官山フォーラム2階

http://www.ilpleut.co.jp/

今回購入したもの:パリ・ブレスト(616円)、洋梨とアールグレイ(616円)パン・オ・ショコラ(281円)