男性から、「マカロンのどこが美味しいの？」ですとか、「女ってなぜかマカロンが好きだよね」なんて声も聞いたことがありますし、「マカロンって味の割には値段が高い」なんて声も。
味に関しては私は好きなので、「普通に美味しいでしょ？」と思ってしまいます。でもサイズの割に高いものがあるのも事実。
今回はマカロンが意外と高い理由をご説明します。
理由は明確です。
原材料費は安いが、手間がすごくかかる
これに尽きるのです。
マカロンには高い材料はほとんど必要ありません。基本は卵白とお砂糖、アーモンドなど一般的に洋菓子で必要ないくつかの材料だけです。
2枚の生地の間にいれるもの（フィリング）にフルーツジャムやチョコのクリームなどを入れると少し高くはなりますが、それでも1つ当たりの材料費となるとそこまで高くないです。そう、つまりは手間賃が最大の理由なのです。
また、壊れやすいので、多店舗展開しているお店や海外で作ったものを輸入する形をとっているお店だと、税金や輸送料、輸送する際に壊れてしまう分の料金も加算されているので、さらに高くなります。
さらにさらに、プレゼント用となると箱代ももちろんかかりますし、海外初であり、特にマカロンが世界的に有名なお店だと素材が最上級でブランド代も加算されています。
今のタイプのマカロン（パリ風マカロン）発祥のお店といわれるラデュレや、マカロンを世界中に広めたと言われているピエールエルメのマカロンは1つ300円とか500円と高いのに対して、地元のケーキ屋さんのマカロンは1つ150円程度ということにはそんな違いがあるのです。