シュトーレン(ドイツ)~世界のクリスマス第4弾~

最近では多くのパン屋さんでも見かけることが多くなってきたのが、こちらのシュトーレンではないでしょうか。ここ10~20年でかなり日本にも浸透してきたと感じています。

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ドイツのクリスマスは4週間前の日曜日になるとアドヴェンツクランツと呼ばれる飾りを用意して、シュトーレンを作るのが習わしです。

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シュトーレンの表面は白い粉砂糖がかかっていますが、これは毛布で生まれたばかりのイエス様の姿を表現したものであるといわれています。

発祥の場所である、ドイツのドレスデンでは巨大なシュトーレンを作り、切り分けて販売。その売り上げを寄付されるというイベントまであります。

シュトーレンの特徴といえるのが、ラム酒などにドライフルーツやナッツを漬けておきそれを記事に練りこんで焼くので、かなり日持ちします。大抵は1か月くらいはもちますが、お店によってはそれ以上保存できる商品も売っています。(もちろん1か月もたない商品もあります)

実はドイツではシュトーレンの種類はいくつもあり、家庭ごと、お店ごとで独自のレシピがありますので、もし12月にドイツに行ったときには食べ比べてみたいですね。