冬になると温かい飲み物を飲む機会が増えてきますね。冬で紅茶と言ったらやっぱりミルクティーではないでしょうか。ペットボトルでもミルクティーはかなりの品数がありますし、ミルクティー味のお菓子なんかもよく見かけます。
ミルクティーの明確な起源はわかっていないというのが正直なところです。
ですが、英国発祥というのが一般的な説です。今回は現在有力といわれているミルクティーの歴史を紹介します。
もちろんお茶文化と言ったらヨーロッパ。
1660年ごろにミルクではなく、お砂糖を入れる習慣が少しずつ広がっていったといわれています。(当時は紅茶はなく、いわゆる緑茶)ちなみに当時は淹れたお茶ではなく、乾燥した茶葉の状態にお砂糖を混ぜてその砂糖入りの茶葉でお茶を淹れていました。
お茶に砂糖を加える文化を英国にもたらしたのは、1662年にイングランドの王様と結婚したポルトガルの王女様のブラガンザ様という説もあります。
お砂糖を入れる習慣からミルクかなと思いきや違うんです。
実はココアやコーヒーにミルクを入れる習慣が1700年代に少しずつ増えていき、そこからお茶にもミルクを入れるようになっていったというのです。そして1800年くらいには一般的に広がりを見せていき、現在の形になっていったと考えられています。