アグネスホテルのケーキ店
東京理科大学の裏手にある、
2019年の9月から生まれ変わって再オープンした、アグネスホテル東京のパティスリー棟でもあるのが、
ル・コワンヴェールさんです。
アクセスとしては、
JRの総武線と東京メトロの有楽町線、南北線、東西線、大江戸線の合計5路線が使える飯田橋駅から、徒歩で5分程度。
特に地下鉄のB3出口、JRだと西口が近いです。
東京理科大学の神楽坂キャンパスの裏手がわにあり、
新宿区立若宮公園を目印にしてもいいかもしれません。
飯田橋駅の西口や、B3出口からだと、
神楽坂下の交差点から神楽坂通りの坂を上がり、
右側にファミリーマートとロイヤルホストが見える、狭い小道を左側に入ると一番近いです。
徒歩でしか入れないような細めの道なので、本当にここでいいのかな?といういう気持ちになりますが、それで正解です。
また、大江戸線の牛込神楽坂駅からも徒歩圏内となっています。
ケーキ情報
クリームチーズアプリコット
最初に爽やかなクリームチーズの酸味と香り、じわっと控え目なアプリコットがきます。
アプリコットとチーズの違った酸味が楽しめ、生地のちょっぴりザクっと感がアクセント。
上からアプリコットをのせたホワイトチョコ、マスカルポーネクリーム、アプリコットフロマージュムースときて、薄いアプリコット?の層があり、下に土台があります。
間違いなく美味しいですが、甘みが控え目であり、チーズがしっかり主張するわけではない複雑さがあるので、好みがわかれそうです。
ドゥルセバナナ
バナナとブロンドチョコレートムースのケーキ。
土台にヘーゼルナッツのビスキュイ(スポンジ)、中にはバナナクリームとバナナのコンポートが入っています。
チョコとバナナとナッツの組み合わせは、町屋駅のシュクルユウなどでも食べた大好きなパターンですが、こちらはちょっとチョコレートが強い。
個人的にはもう少しチョコをおさえてもいいかなと思いました。
バランス感は好みが出るので、ぜひ食べて貴女の好みと比較してみて下さい。
ちなみに、第4のチョコレートといわれるブロンドチョコ。
(1~3はスイートチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコ)
これを最初に作ったのがフランスのヴェローナ社であり、ヴェローナのブロンドチョコをドゥルセといいます。
ラズベリーのケーキ
中央にラズベリーを仕込み、ホワイトチョコでコーティングしたケーキです。
フォークをいれると、バリッとコーティングのチョコが割れていきます。
土台はヘーゼルナッツのダックワーズ。
ラズベリーの周りには、酸味が抑え目ですっきりとしたフロマージュムース。
ラズベリーとダックワーズのナッツの香りがよく、チーズの主張があまりないことでバランスをとっています。
コワンヴェールの店内
木を活かしつつも、しっかりとした色合いの染料で落ち着いた雰囲気の店内は、大きめのショーケースに、大きめの窓。
厨房が見える作りになっています。
外観といい、店内の感じといい、休業の前後で基本的には同じになっています。
東京のホテルケーキは、渋谷のセルリアンタワーなど、ホテル内にあるものばかりでしたが、こちらは別棟なのでホテルケーキという感じはしないですね。
ショーケースには、15種類程度のケーキがあり、500~600円くらいがメインの価格帯。
1500円くらいで、パンデピスなどのパウンドケーキも数種類ありました。
焼き菓子もしっかりありますが、中でも注目はギモーブ。
休業前のときにしか食べていませんが、見た目は変わっていませんでした。
休業前と比べるとケーキの見た目の演出といい、味といい、パティシエさんが変わったことがわかりました。
個人的には休業前の味がすごく好きで、何度かうかがっていました。
変化があると、前と後で比較されてしまうのは必定。
新しいパティシエのパトリック・ルメルさんにも是非頑張ってほしいです。
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店舗情報
店名
ル コワン ヴェール パトリック ルメル(Le Coin Vert PATRICK LEMESLE)
住所
東京都新宿区神楽坂2-20-14
HP
アグネスホテル東京 https://www.agneshotel.com/
営業時間
10:30~19:00
定休日
月曜日(月曜日が祝日の際は営業、祝日の次の日が休日)
今回購入したものと値段
ドゥルセバナナ(594円)、クリームチーズアプリコット(642円)、ラズベリーのケーキ(637円)