私が大好きなケーキの一つ。ミルフィーユに関して取り上げます。
ミルフィーユはフランス語でmillefeuilleと書きます。
milleは「千」、feuilleは「葉っぱ」。直訳すると「千枚の葉っぱ」なのです。
多くのお店のミルフィーユはいわゆる長方形で、3枚の生地(フイユタージュ)の間にクリームが入っているものが中心ですね。
以前に当ブログに掲載しましたフレデリックカッセルなんかはそのタイプです。また、記事が正方形でクリームは中心のみなんてものもあります。
他にも、フォンダンがけしたものや、3枚の生地の真ん中をスポンジにしたものなど、あまり知られていませんが意外と種類があるんです。
明確な起源はわかっていませんが、1807年にフランスの書籍にミルフィーユの記載があることから、それ以前に生まれたお菓子であることがわかっています。
一番困るのが食べ方。レストランなどではナイフもついているので割るように切ってクリームをつけて食べるのがスマートですし、長方形タイプであれば、やはり倒して食べるのが、食べやすいでしょう。
蕨駅のトロンシェでは食べやすいように、最初から倒してある状態で売っています。
ミルフィーユは食べなれていない人が意外と多いので、美しくなれたようなそぶりを見せつつ食べると、「おー」ということも。
パイだけでは物足りず、クリームだけでは重すぎる。でも層を崩さないように同時に食べると、その調和がとれた美味しさが口いっぱいに広がります。
個人的に大好きなケーキなので、今回ご紹介しました。今後もミルフィーユの美味しいお店はどんどん紹介していきたいと思います。