【ケーキ・チョコ】ヴィタメール(WITTAMER) 百貨店|ケーキ屋さん情報なら週スイ

有名チョコレート店のヴィタメール

様々な百貨店に出店しているベルギーのチョコレート店、ヴィタメールさん。

海外のショコラティエさんの名前が付いたチョコレート店は日本にいくつもありますが、その中でもお気に入りのお店
お店の創業者はアンリ・ヴィタメールさんです。

(写真は渋谷駅直通の渋谷東急東横店)
お店自体はチョコレートが一番メインですが、チョコレート以外にも、ケーキ、焼き菓子、アイス、ジュレ(ゼリー)、クレームブリュレなど品ぞろえも豊富です。

店内情報

渋谷の東急東横店ですと、すぐ横にフルーツパーラータカノがあり、
同じフロアにグラマシーニューヨークなどもあります。


百貨店に出店しているので、お店の規模はその百貨店のスペースによって違いますが、基本的にはチョコ、ケーキ、焼き菓子のギフトなんかはたいていおいてあります。

今回食べたケーキ


クープ・ド・フーダンはキャラメリゼの香りが真正面に出たムースとなっています。
甘さもしっかりありますが、キャラメルとオレンジピールの香り、そして苦みがあるので、大人向けのケーキだと思います。

表面の艶のある輝きはまさにキャラメル。
ねっとりとして、かつほろ苦さがあります。内部は上側にミルクチョコレートムース。
ここにもキャラメルの感じがしっかり主張しており、逆にミルクチョコレートは主張がかなり薄目。

そして下半分のスポンジ層にはヘーゼルナッツとオレンジピール。
オレンジピールは小さな角切りで入っているので主張をしっかりと感じ取ることができます。逆にヘーゼルナッツ感は弱かったです。

美味しいのですが、しっかりした甘さと、チョコレート屋さんのケーキというイメージを持っていたので、もう少しチョコの主張があってもいいのかなと思いました。


ピスタチオ・モンブランは香り高いピスタチオクリームを絞ったモンブランです。
土台はチョコレートのスポンジで、内側にはチョコクリームも仕込まれています。
内側の上部にあるのは、紫っぽい層。グリオットチェリーのジュレとムースになっています。
そして表面には緑色のピスタチオクリームがぐるぐると盛り付けられています。

上にはシロップ漬けのチェリーとチョコがけのマカロン生地も乗っているので、見た目は華やか。

ピスタチオとチョコとチェリーの3つの味が楽しめるケーキなのです。
3つのバランスはフォークの入れ方によって変わるという味は美味しいのですが、バランス感と香りはいまいち。
特にピスタチオは香りが命だと勝手に思っていますが、クリームの香りが弱いのが気になりました。
ちょっとネガティブなことも書きましたが、味はなかなかに美味しいです。

ヴィタメールはやっぱりチョコはすごく美味しいけど、ケーキはそこそこだなという評価なのは数年前と変わらないと感じました。正確にはケーキは美味しいんだけどどこか不十分さを感じるなというところです。

チョコレートは大きなお店の場合、一つから購入することができますが、初めて食べる人やギフトにはショコラ・ド・ヴィタメールがオススメです。
お店のメインのチョコレートであり、小さいものは4個(1,512円)、大きいものは20個(6,264円)のセットがあります。
私が初めてヴィタメールに行ったのは、もう数年前ですが、そのとき買ったのもショコラ・ド・ヴィタメールでした。

チョコレートの味は様々なものによって変わりますが、一番は素材。いわゆる高級チョコレート店といわれるお店は、素材へのこだわりがかなりあり、こちらのお店ももちろんそうです。やっぱりいい素材は高いので毎日のように買うことができないのが残念です。
チョコレートは約30種類。1個292円の商品がほとんどです。

そして、ヴィタメールはベルギーの伝統的な製法にこだわっているので、プラリネの周りの部分のチョコレートはどっしりと厚みがあります。最近はこのプラリネの周りのチョコを薄めにしているお店もあるので、食べ比べをしてみるのも面白いです。

ちなみにまだ食べたことはないのですが、ヴィタメールのザッハトルテは気になっています。

また、2018年10月16日~2019年1月20日までのルーベンス展で、コラボパッケージのマカダミア・ショコラも販売しています。

場所は東京は上野の国立西洋美術館。興味がある人はぜひのぞいてみて下さい。

================================

店舗情報

店名  :ヴィタメール(WITTAMER)
店舗  :各百貨店(新宿小田急、池袋西武、日本橋高島屋他)
HP    :https://www.wittamer.jp/
今回購入したもの:クープ・ド・フーダン(584円)、ピスタチオ・モンブラン(702円)