つけ麺屋さんもやってるケーキ屋さん
山手線や京成本線が通る日暮里駅の東口から徒歩9分。
布や皮など衣料品の専門店が立ち並ぶ日暮里繊維街を真っすぐ抜けて、日暮里中央通りの交差点のところにあるケーキ屋さんがサブロンさんです。
欧風菓子とお店の名前にあるように、日暮里の雰囲気に合ったちょっとレトロな感じ。
駅から真っすぐですし、第二日暮里小学校がすぐとなりなので、迷うことはないかと思います。
常磐線の三河島駅からも同じくらいなので、複数路線が利用できて非常に便利です。
サブロンはチョコレートで有名なベルギーのサブロン広場から来ているみたいです。
ベルギーの地名からというのは、ゴディバでも紹介したかと思います。
珍しいのが、お店の裏側に裏サブロンというつけ麺屋さんもしているということ。
こちらもラーメン屋つけ麺が好きな方には有名なお店で、ケーキ屋さんのサブロンでも持ち帰り用の冷凍つけ麺の販売をしています。
ケーキ情報
サブロンはお店の名前がついた、バタークリームのケーキです。
中央にバタークリームの層があり、その上下にねっとりとしたスポンジのような層があります。いわゆる洋菓子のスポンジというより、和菓子の生地のような感じもあります。
発酵バターで作ったバタークリームは濃さがありつつも濃すぎたりはせずにクリーミー。クラシカルなレシピだと思うのですが、長年愛されているような良さを感じます。
バタークリームはケーキ屋さんでもあまり美味しくないお店があったりするのですが、こちらはしっかりしているので、安心して食べられます。
折角バタークリームがあるのなら、東十条のアドリアのように私が好きなフレジエも作ってほしいですね。
いちごフロマージュは、苺のチーズケーキです。
苺は栃木産、チーズはデンマーク産のクリームチーズ。
メレンゲがたっぷり入っているので、フォークを入れるとスフレのようにふわふわ。泡のようなくちどけです。
チーズケーキではありますが、クリームチーズであることと、チーズとメレンゲを合わせたベースなので、チーズっぽさは強くありません。酸味もかなり控えめ。
さらに苺の風味と甘みもあるので、今まで食べた中で最もチーズケーキっぽさがないチーズケーキだと思います。
千歳烏山のラヴィエイユフランスのものとは、同じクリームチーズのケーキでも対極な感じですね。
普段チーズケーキを食べない人や、チーズの風味があまり得意でない人でも食べられるおいしさがあります。
サブロンの店内
お店はまさに地元のケーキ屋さんというサイズ。
外からも十分店内が見えますし、気軽に入りやすいです。
入って正面にケーキのショーケース、
そして左右に焼き菓子があり、右がバラ売り+小さめのセット、左側に箱のセットとなっています。
ショーケースの下の段には15種類ほどあるケーキ。
400円前半がほとんどとなっています。
そして上段にはロールケーキとマカロン。
焼き菓子は100円台のものからあり、1000円未満の簡単なセットもありますし、箱に入ったものもしっかりあります。
地元のケーキ屋さんはちょっとした手土産に使うかたも多いので、どの店にもある基本ですが、そこをしっかり押さえていることが大事ですよね。
日暮里は西側にイナムラショウゾウのショコラティエがあったり、最近話題の和栗やなどもある谷中銀座があるのでそちらに人が流れがちですが、東側にもちゃんとケーキ屋さんがあるぞ。ということを知ってもらえると嬉しいです。
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店舗情報
店名 :欧風菓子サブロン(SABLON)
住所 :東京都荒川区東日暮里5-1-2
営業時間:平日9:30~19:00、日・祭日9:30~17:00
定休日 :不定休
今回購入したものと値段:
サブロン(410円)
いちごフロマージュ(432円)