【新宿三丁目駅のケーキ】 ノワ・ド・ブール | ケーキ屋さんなら週スイ

新宿伊勢丹の大きめ洋菓子店


新宿は伊勢丹の地下1階、食品売り場
お隣にはサダハルアオキがあり、上りエスカレーターのお隣の角の所にあります。


このお店が珍しいのは、百貨店のみしか店舗がないこと。
百貨店に出店する洋菓子店は、独立した本店を持っていて、支店として百貨店に出店するケースが多いです。

このノワ・ド・ブールさんは新宿の伊勢丹と日本橋の三越の2店舗のみです。

ケーキ情報


桃のタルトは丸まる一個の桃をドーンと使ったタルトです。
コンポートした桃はジューシーで果汁があふれ出てきます。
桃の水分がすごいので飲み物がなくてもおいしくぺろりと食べられてしまいます。

似たような桃丸ごとのケーキは吉祥寺のジュンホンマや武蔵浦和のアプラノスなどで食べていますが、その中でもこれはひときわ大きい。お値段が1000円近いのも納得です。
そして、桃の真ん中にはカスタードクリーム。もったりと卵が効いているタイプです。
土台となる丸いタルト生地はシンプルで甘みがちょうどよくなっています。
大きな桃を支える必要があるので固めなのも特徴ですね。

見た目も派手で、桃の良さが存分に味わえるので、桃好きの夢のような一品に仕上がっていると思います。


苺のタルトレットはたっぷり苺を使ったタルトになっています。
ベースはクッキー生地になっており、その上にカスタードクリーム。
そして生クリームがあり、それを囲うようにぐるりと苺。

苺をふんだんに使ったタルトでは戸田公園のシャルドンなんかの方が一枚上手のようにも感じました。
新宿伊勢丹に出店して大きなスペースを確保されているお店。イチゴをたっぷり使っているので高くなるのは理解できますが、期待や金額を上回るような味とは感じませんでした。
私が新宿伊勢丹大好きだったりするので、ちょっと厳しめに見てしまっているのかもしれませんね。


画像の右側にある、白いかたまりに見えるのがムラング・シャンティ
さくさくのメレンゲを使った一品になっています。
メレンゲをこの大きさで、クリームと合わせてスイーツとして出しているお店はほとんどないんじゃないかと思います。
メレンゲを使ったスイーツは結構好きですが、これは残念ながら微妙といわざる得ない味わい。
上手く表現できませんが、いまいちでした。

ノワ・ド・ブールの店内

百貨店内に出店しているお店なので、店舗面積は限られていますが、伊勢丹新宿の中では大きめの店舗になっています。
ケーキのショーケースと焼き菓子のコーナーの2種類に主に分かれています。

ケーキのショーケースは生菓子が10種類弱ほど。
今回は桃のタルトが高額でしたが、500~600円ほどのケーキがメインなので、新宿伊勢丹であることを考えると標準的なお値段だと思います。


焼き菓子のメインはフィナンシェ。
無花果のフィナンシェはノワ・ド・ブールさんくらいではないでしょうか。

種類は少ないですが、伊勢丹内ということもあり、数がかなりでるようで、並んでいる数もすごいです。
キッチン併設の強みですね。


お店の横側には焼き菓子があり、エレベーターの脇に当たる部分にはギフトセット。
発送もしやすい環境があるのが好印象ですね。

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店舗情報

店名  :ノワ・ド・ブール
住所  :
伊勢丹新宿店 地下1階  :東京都新宿区新宿3-14-1
日本橋三越店 本館地下1階:東京都中央区日本橋室町1-4-1
HP   :http://www.noix-de-beurre.com/index.html
今回購入したものと値段:桃のタルト(918円)、苺のタルトレット(648円)、ムラング・シャンティ(432円)