2つのホテルで修業をした地元川口出身のオーナーが作るケーキ&カフェ

アクセスとしては、
埼玉高速鉄道の川口元郷駅の2番出口から徒歩6分ほど。
駅からですと、西側に歩いてさくら橋の信号を通過し、ミエル川口を超えてすぐ左のわき道にあります。

川口元郷駅はあまり知名度が高くない駅ですが、東側には和菓子も洋菓子もあるカトルカールがあります。
埼玉高速鉄道は、地下鉄の南北線と直通運転をしているので、都心からでも便利です。

すぐお隣に商業施設であるミエル川口があり、そちらに駐輪スペースなどもあるので非常に便利です。
ミエル川口のお隣にあるので、一見便利そうですが、お店の中のカフェやチェーン店よりも魅力がないとなかなか継続できない簡単ではない立地。
もう5年以上営業されているようなので、十分な魅力がお客さんに認められているのかなと思います。

オーナーシェフは、軽井沢の万平ホテルと横浜ロイヤルパークホテルでの勤務経験や、クープドモンドなどの出場歴もあります。

お店の入り口のところにテラス席としてのカフェスペースがありますが、冬の間はお休みされているようです。
テーブルが2つあり、テラス席でのカフェ利用が楽しめそうですね。

ケーキ情報

林檎とさつま芋のタルト
ダイス型に切ったサツマイモがモザイク柄になった、見た目に美しい一品です。
ベースはリンゴのパウンドケーキのようなもので、間にアーモンドクリーム。

アーモンドクリームはあまりアーモンド感がなく、ちょっと不思議。リンゴも強くありません。
土台はしっとりとして食べやすく、単体で食べてもおいしいですが、さつま芋と
合わせる必然性はそこまで感じませんでした。
ですが、全体で食べると結構おいしいので、ちょっと私の理解を超えているかもしれません。

モンブラン
土台に大きなパウンドケーキがあり、中心にクリーム感が強く甘さは標準的な生クリーム。全体を覆うかたちで、フランス産の栗使ったモンブランクリームがあり、上には甘さのアクセントになるチョコクリームがのっています。
まさにフランス産のモンブランといった香りが最大の特徴。
個人的には生クリームも、モンブランクリームも、チョコクリームもしっかりしているので、土台は軽めでもよかったのかなと思いました。

ベルアメールのショコラモンブランよりこちらの方が上品で、個人的にオススメです。

フルーツタルト（シャインマスカット）
ぷるっとしたゼリーが載っているのが特徴で、ゼリーの水分量がしっかりしたシャインマスカットのよさを引き出してくれています。
薄っすらと敷いてあるカスタードクリームクリームもよく、まさにシャインマスカットが主役となっているケーキでした。
同じ川口エリアのアンパルフェでも秋にはシャインマスカットのタルトを置いています。

キャラメルショコラ
艶っぽいキャラメル仕上げをした一品で、中心にバニラのムースがアクセントになっています。
ミルクチョコレートなので濃厚さがありながらもしつこすぎず、すっきり楽しめます。
キャラメルショコラはときわ台のノブティックでも食べましたが、王道でいいですね。

アプロッシェの店内

お店のショーケースには、10種類を超える生菓子があり、価格帯は450円くらいのケーキが中心で、270円のプリンや194円のスイートポテトといった安めのお値段の商品も置いてあります。

シュークリームは注文後になかにクリームを詰めてくれるタイプです。
これは、東十条のアドリアと同じですね。

ショーケースは範囲が限られていますが、左下にはホールケーキも置いてあります。
左上にはマカロンとチョコレート。
マカロンは一つ216円で、種類は5種類。王道のバニラにレモン、チョコレートなどもフレイバーがおいてあります。

お店の左側には1つ200円ほどの焼きドーナツが置いてあったり、ひな祭りやハロウィンなどシーズンに合わせた焼き菓子ギフトなどもあります。

2回で合計4つ食べましたが、2回目の方が特に美味しく感じました。
川口元郷駅はケーキ屋さんが少ないので、川口元郷といったらアプロッシェで決まりでしょう。

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店舗情報

店名
パティスリー アプロッシェ（PATISSERIE approcher）
住所
埼玉県川口市本町2-6-17
営業時間
10:00～20:00
定休日
最近は火曜が定休日（看板では水曜日）
今回購入したものと値段
林檎とさつま芋のタルト（454円）、モンブラン（486円）、フルーツタルト（シャインマスカット：508円）、キャラメルショコラ（475円）