「ミルフィーユといえば」ともいわれる名店
地下鉄の日比谷線や銀座線の2人路線が通る銀座駅直通。
銀座三越の地下2階食品売り場にあるのが、フレデリックカッセルさんです。
銀座は路線が多いので、JRの有楽町駅などからも歩いていくことができます。
フレデリックカッセルは、フランスに本店があり、日本の店舗はこの銀座三越のみ。
HPと楽天でも通販も行っているので、焼き菓子やチョコは買うことができますが、看板商品のミルフィーユヴァニーユをはじめとしたケーキは、店舗でしか買えません。
三越の隣には銀座の松屋もありますし、通りを挟んですぐに和光もあります。
さらに各種有名ケーキ店の本店も銀座エリアに集中。
パウリスタをはじめとした老舗の喫茶店などもケーキを扱っているので、銀座のスイーツを食べつくそうと思うと、果てしないといえるほど選択肢があります。
そんな中でも特に選ばれている、美味しいお店の一つに確実にフレデリックカッセルは入ってきます。
ケーキ情報
エトナ
オレンジのムースにピスタチオ。
香りを立たせつつ後味に残りすぎないオレンジにムースとゼリーのように固めた層が上にあり、下半分はピスタチオ系が複数の層で重ねられています。
甘さがありつつも強すぎないので、夏らしい爽やかさを感じました。
ピスターシュグリオッシュ
ピスタチオとチェリーのムース。
ピスタチオのケーキなのでグリーンが鮮やかで、上にお酒とシロップに漬けた大人なチェリーが乗っています。
ピスタチオとフィユティーヌの組み合わせとしては同じく銀座のデルレイでも味わいました。
どちらも甲乙つけがたいくらい美味しいです。
フレジエ
ピスタチオクリームといちごをふんだんに使ったケーキ。
ピスタチオクリームに香りと濃厚さがありますが、しつこすぎないちょうどいいバランス。
ヴィロンなど他のお店のフレジエともまた一味違っているので、いろいろ楽しめます。
デュランショコラ
栗とチョコのケーキです。
一番下にスポンジの土台、中央には洋酒の香りのきいたマロンクリームの層、そして上段がミルクチョコレートの層となっていて、一番上にチョコとマロンが乗っています。
さらに、外側をナッツをまぶしたチョコレートでコーティングしています。
栗とチョコの組み合わせは、ベルアメールでも食べましたが、完成度はこちらが圧倒的に上です。
タングラム
チョコレートのケーキ。
ベースとなっているクッキー生地はサックリ軽い。
上のチョコレートの層、真ん中のナッツとチョコクリームの層、ベースの生地のすべてがしっかりとマッチしています。
ミルフィーユヴァニーユ
(画像の左)は一番人気であり、お店の看板商品です。
私の中で甘みの強いクリームが大好きというわけではないのですが、ここのクリームは違いました。
甘みがしっかり効いているのに、ぜんぜんしつこくないというかいやらしくない甘みなんです。
ザクザク食感と合わせたすごく美味しいチョコレートケーキで思い浮かぶものは他にも代々木上原のアステリスクと百貨店に出店しているグラマシーニューヨークです。
フレデリックカッセルの店内
百貨店の三越の中にあります。
お店の裏側には焼き菓子のセットや紅茶などがおいてあります。
百貨店はスペースが限られていますが、必要なものはしっかりそろっていますね。
ショーケースにはケーキが10種類弱ほど。
1つ1000円前後くらいの価格が中心で、百貨店の中でも高い部類に入ると思います。
日本のケーキ屋さんではないので、いわゆるショートケーキはおいてありません。
プティフールのフレイバーとしてヴァニラやピスターシュのもあるので、こちらでも楽しんでみたいですね。
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店舗情報
店名
フレデリック・カッセル(Frederic Cassel)
住所
東京都中央区銀座4-6-16 三越銀座店
HP
http://www.frederic-cassel.jp/
営業時間・定休日
三越銀座店に準ずる(10:30~20:00)
今回購入したものと値段
タングラム(1026円)
ミルフィーユ・ヴァニーユ(1188円)
エトナ(1188円)
ピスターシュグリオッシュ
デュラン・ショコラ
フレジエ